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中国鳥インフル拡散 多地区が旅行警告区に

2014年01月12日

【新唐人2014年1月12日付ニュース】2014年に入ってから、中国各地では相次ぎH7N9型鳥インフルエンザ感染者が確認されています。各地の病院の呼吸器科は診察を待つ患者で混み合っています。台湾の疾病管制署は、北京を“黄色”旅行警告区に加えました。

 

広東省佛山市当局は1月8日、南海区の51歳の女性が生きた鶏を購入したことが原因でH7N9型鳥インフルに感染したと伝えました。広東省で10件目の病例となります。

 

この前に、深セン市、江蘇省、浙江省でもH7N9型鳥インフルエンザの感染が伝えられました。

 

9日、台湾行政院大陸委員会は、衛生福利部疾病管制署の決定に基づき、北京を黄色旅行警告区域に加えたと発表しました。これは、広東、浙江、江西、江蘇、湖南および上海に続く7番目の警告区域指定地区です。

 

冬に入ってから、中国各地では鳥インフルエンザがピークを迎え、各地の大手病院の呼吸器科では診察を待つ人が長い列を作っています。

 

新唐人記者

「呼吸器科の患者は多いですか?並ぶのですか?」

 

石家庄中医院呼吸器科 劉医師

「ええ。事前に登録すると、すぐ診察を受けられます。最近は風邪が多いです」

 

現在、呼吸器科を訪れる患者の殆どは風邪症状で、のどの痛みや肺の不調を訴えるそうです。

 

カナダでも、北京から帰国したカナダ人旅行者がH5N1型鳥インフルエンザに感染し、1月3日に死亡しました。

 

台湾政府は、親族に会うために中国大陸或いは警告区に行く人々に対し、衛生と防護に注意し、生きた家禽を売買している市場に行かないよう呼びかけています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/01/10/atext1041315.html(中国語)

(翻訳/赤平 ナレーター/水田 映像編集/工)

 

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